そういえば今日の朝の電車での色白の女の子が・・・

今日の日記と自己紹介もどきはもう書き終えたのだけれど、言い忘れていたことがあった。今日の朝の出来事だ。出来事と言っても大層なことではないのだけれど。最近僕は植えている。というかいつも植えている。餓死寸前だ。

朝電車に並んでいたときのこと。眼の前に色白で足のきれいな女の子が立っていた。

顔をさり気なく覗き込むとまぁまぁかわいい。

声をかけよう。いや、でもなんて話せばいいんだ?

そんなことを考えながら僕は少し考えるためにわざと一つ違う車両に飛び乗った。

朝の電車は人が多いからひと駅ついたらまた一旦外に出ることになる。

そのときにまた同じ車両に移ればいい。そう思って違う車両で作戦をねることにしたのだ。

ナンパなんてしたことは当然ない。

昔学生の頃にクラブに何回か足を運んだことがあったが、声をかけてもそんなにうまくいった記憶がない。

 

ましてや電車の中で声を掛けるなんて難易度が高すぎることにすぐに気づいた。

あんなに人と人との距離が近いなか声をかけれるだろうか。

無理だし、声をかけたところで迷惑でしかないだろう。

成功確率はもともと低い中更に下がる。

 

パッと連絡先を渡すしかない。

「一目惚れしました!よかったら連絡してください!」

これでいこうか、それとも・・・

「めっちゃタイプです!連絡ください!」

これで行こうか・・・

 

こんなことを考えていたが今考えるとそんな細かいことわ成功率に大差ないだろう。

でもいざ声をかけようと決心すると不安が募るものだ。

 

あっというまにひと駅つき、車両を変更した。

その色白の女の子は座っていた。

四人がけのところだ。

 

よし、まず電話番号を書こう。

そうしたらLINEでもチャットでもいいんでって感じで言える。

そう思い、電話番号を渡すことにした。

 

しばらくするとその色白の女の子の隣の席が空いた。

 

チャーンスッ!!!

 

すぐさま隣に腰を下ろした。

自分の降りる駅までまだ20分くらいはある。

 

降りる寸前に電話番号を書いた紙を渡そう。

その約20分の間に下した決断だった。

 

隣に座っているので話しかけたらいい話なのだが、さっきも言ったように電車で話しかけるのは自分にとってものすごくハードルが高い。それはいくらなんでも無理だ。

自分にあったレベルで挑戦するのが大事だ。

そんなこと考えながら、隣をちら見すると色白の女の子はインスタを見たり欲しい服があるのかファッション系のねーっとサーフィンを少ししたあと眠りについた。

かわいい。

起きたり寝たり。

まぁ話しかけるのは全然行けるくらい。

 

そして運命の瞬間。

女の子はまだ下りないようだが、俺の降りる駅に到着した。

 

「フンッ。さっさと片付けてやるか」

 

そう思った俺は無言で電車を下りた。

 

これから金曜日の朝が楽しみだぜ・・・